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柿が一気に「洋風デザート」に大変身 山梨の老舗和菓子店に教わった「必殺技」レシピ、試してみた!

松葉 純一

松葉 純一

2021.10.26 06:00
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泡立つたびに、ドキドキ

材料はこれだけ(写真は、以下、Jタウンネット記者撮影)
材料はこれだけ(写真は、以下、Jタウンネット記者撮影)

金精軒製菓担当者の懇切丁寧な指導のもとに、「柿のカラメルシロップ漬け」を作り始める。

まず用意するものは次のとおりだ。

・柿2個
・グラニュー糖40グラム(かなり甘くなるので、甘さ控えめがお好きなら30グラム)
・ラム酒10cc(お好みで増減させても良く正確な分量である必要はありません)
・お砂糖を溶かす水20cc
・最後に使用する熱湯20cc (金精軒製菓担当者)

グラニュー糖は自宅にあったが、柿とラム酒はスーパーで購入してきた。柿は1個100円ほど、ラム酒は700円くらいだった。

グラニュー糖と水を入れて火にかける
グラニュー糖と水を入れて火にかける

まずは、カラメルにとりかかる。もちろん初めての経験だ。

<1>お鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけます。
<2>お鍋を時々揺すりながら中火で砂糖を溶かします。
<3>過熱を続けていると沸騰した砂糖水がネバネバになり、沸騰の泡が大きくなります。
(金精軒製菓担当者)

砂糖水が泡立つたびに、なぜかドキドキしながら、鍋をゆすり、スプーンでかきまぜる。

砂糖水が茶色く色づき始めたら弱火に
砂糖水が茶色く色づき始めたら弱火に
<4>砂糖水に茶色く色づき始めた部分が出てきたら弱火にします。
※弱火にするのが遅かったり、鍋の壁面に付いた砂糖が焦げ始めると煙がでます。
(ちょっと煙が出たくらいでは失敗にはなりませんが、火災報知器に気を付けてください)
<5>ゆっくりと熱を加え、砂糖水全体にカラメルの色が付いたら火を止めます。
<6>用意しておいた熱々の熱湯を2回に分けて入れ、鍋を揺すってある程度混ぜます。
※直ぐに1回目の熱湯を入れないと砂糖がカチカチに固まって「べっこう飴」になってしまいます。
(このとき、鍋の中が激しく沸騰して灼熱のシロップが暴れるので火傷に注意してください)
<7>弱火にかけながら1分程温めればカラメルソースが出来上がります。
※プリンにかけるソースがこれになります。
(金精軒製菓担当者)

実は、このカラメルソースをつくるのがなかなか難しかった。火加減しだいで、色が濃くなりすぎたり、焦げ付きそうになるのだ。

金精軒製菓担当者によると、「カラメルは苦味が強めの大人用にしたほうが柿とよく合います」。長めに過熱すれば色が濃くて苦味も強めになるが、初心者が作ろうとすると苦すぎたり焦げたりするので、「まずは普通のカラメルをお勧めします」とのこと。

柿がすっかり洋風のデザートに変身!
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