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「浴室にインコがおる...」 京都で発見された「天才すぎる銭湯」に反響→飼育の理由を主人に聞いた

松葉 純一

松葉 純一

2021.10.12 06:00
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「まいど!」と話しかけるインコもいるらしい

「巣箱を置いたり、餌箱を置いたりしているうちに、卵を生んで、ヒナがかえって、一時は140匹くらいにまで増えたこともあります。当初はセキセイインコだけでしたが、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコと種類も増えたこともあります。その後、いろいろ学習しまして、現在はセキセイインコ30匹程度に落ち着いています」(松井宗六さん)

インコがいるのは、広さ約4畳のスペースで、真ん中に間仕切りがあり、男風呂、女風呂から見ることができる。上下の空間をインコが自由に行き来しているという。

インコの下には、「カメ太郎」という名のケヅメリクガメもいる。体重40キロの「カメ太郎」は、51歳だそうだ。

「実は、当店で一番の人気者は、番台にいる『オーちゃん』というボウシインコなんですよ。お客さんに向かって、『まいど!』とか『おーきに』『おはよう』とかしゃべるんですわ。子供も大人も楽しめる銭湯ですよ」(松井宗六さん)

ちなみに、投稿者「ごえたむ」さんが気になっていた浴室内の絵は、スイスとイタリアの国境に位置するマッターホルンだという。

「山あり、森あり、森には鳥もいて、亀もいる銭湯ですわ」と、ご主人は笑いながら語った。

京都に行ったら、ひと風呂浴びて行きたくなる銭湯であることは、間違いなさそうだ。

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