「ベビーカーと赤ちゃんを抱え、階段を上る女性に遭遇。私のちっぽけなプライドさえなければ彼女は...」(都道府県、年齢不明・男性)
「間に合わなかったかぁ」
女性はY川さんに
「新幹線は出発しましたか?」
と尋ねた。ひかりが出発した旨を伝えると、女性は
「間に合わなかったかぁ」
と一言。そのとき、Y川さんはこう悔やんだそう。
「私が声をかけてベビーカーでも持ってあげれば、この女性は新幹線に間に合っただろうに」
その後悔は20年経ってもY川さんにとって忘れられないモヤモヤとして記憶に残っているそう。
だが、Y川さんは、メールの最後に
「それから赤ちゃん連れの方で困ってそうな時には声をかけるようにしました」
と綴っている。
変な人だと思われたくなくて、手助けしたいと言い出せない......。そんな経験がある人は、きっと少なくないだろう。
でも、Y川さんはこの後悔を、次の行動の糧にした。読者の中に同じような思いを抱えている人が居ればぜひ、恐れずに行動に移してみてほしい。
誰かに伝えたい「あのときはごめんなさい」、ありませんか?
身近な家族や友達はもちろん、今はもう会うことのない疎遠になった知人、偶然出くわした見知らぬ人......そんな相手との、心の「しこり」のような思い出が誰にも1つや2つはあるものだ。
そこでJタウンネットでは、読者の皆様の「『ごめんなさい』と伝えたいエピソード」「今さらかもしれないけれど懺悔したいこと」を募集したい。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(相手にどんなことをしてしまったのか、どんなことを謝りたいのかなど、500字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)