考えすぎると怖くなるかも? 「明るい葬儀用品メーカー」が作ったシュールすぎるゆるキャラが話題
2021.08.17 06:00
「悲しい雰囲気がちょっと和らいだ」
ヨアケノさんは、祖母の葬儀のために滞在していた大阪府内の葬儀場で「ひつぎひつじ」に出会った。その時のことを、
「お通夜の番をやってまして疲労してたのですが、ふと見上げたカレンダーに載ってまして、面白いなと思っただけなのですが、悲しい雰囲気がちょっと和らいだとは言えるかもしれません」
と振り返る。
ヨアケノさんの悲しみを少し和らげた「ひつぎひつじ」を生み出したのは、「明るい葬儀用品メーカー」を名乗る三和物産だ。
同社常務取締役の西河誠人さんが、「ひつぎひつじ」について教えてくれた。
ひつぎひつじが誕生したのは19年9月。
「葬儀業界のイメージを変える、良くすることを目的に、今までの業界の常識にとらわれず明るいキャラクターによるSNS(Twitter)で発信していくためにひつぎひつじは生まれました」(西河さん)
「棺の形をした羊」という斬新なデザインとなったのは、どのような理由だったのか。 西河さんは
「これまでお客様用のイベント時に使用する入棺体験をお知らせするバナーがひつぎのキャラクターを使用していたところ、反応がよかったことと、三和物産が大事にしているオリジナルひつぎとかけてひつぎひつじとなりました」
と明かした。