「靴下には金をかけろ」「靴は磨け」 陸上自衛隊で学んだ、日常生活でも使える「人生訓」
2021.06.17 11:00
「靴磨きの大切さを知らない人が多くてびっくりしました」
投稿者「ぱやぱやくん」さんは、これらの人生訓について、「自衛隊は任務や訓練で辛いときが多いのでそれを乗り越えるための教えですね」と語った。ツイートのきっかけは、「陸上自衛隊で学んだことをまとめてみようかな、とふと思ったからです」とのことだった。
「靴下には金をかけろ」「靴は磨け」など、靴周りに関する注意が刺さった人が多いようだ。
これらはなぜ、「人生訓」となったのだろうか。
「靴下にお金をかけないと足がマメだらけになって歩けなくなります。また靴はその人の自尊心の象徴でもあるので、磨かないと相手から『その程度の人なんだな』と思われます」(「ぱやぱやくん」さん)
靴下や、靴にお金をかけ、清潔にして、大切に扱う。ピカピカになるまで磨く。自衛隊員だけでなく、あらゆる社会人に共通する人生訓のようだ。
「ぱやぱやくん」さんは「靴磨きの大切さを知らない人が多くてびっくりしました」と語る。
人生訓を日常生活に取り入れたいと考えた人も多いようだが、どう思いますか? と聞くと、「辛いときは笑えであったり、とりあえず完成させろ、などは日常生活でも使えるので、ぜひ試してほしいです」。
平時にはともかく、突然の災害が起きたときなど、有事の際は、やはり自衛隊の出動を心強く思う人は少なくないと思うが、元自衛隊員の「ぱやぱやくん」さんはどう感じているだろう。
「通常任務に加えて、災害派遣は本当に頭が下がります。頑張ってほしいです」(「ぱやぱやくん」さん)
コロナ禍の現在も、ある意味、有事である。
新型ウイルス感染対策には、「陸上自衛隊で学んだ人生訓」が直接役に立つことは多くはないかもしれない。
ただこの非常時にあって、前向きに戦うという姿勢は、ぜひとも学びたい。