だまし絵ならよかったのに...　完全に「やっちまってる」櫓の建築現場がこちら

2021年6月1日に投稿された、次のような写真付きのツイートが、思い切り、笑いを誘っている。

木を組んで2階建ての櫓を造ろうとした途中のようだ。脚立を使って、実に器用に組み立てていると思う。まるでプロの大工さんみたいだな、と感心していたが......。

「やってもたー」。この脚立、どうやって抜けばいい？　櫓と脚立は見事に調和しており、一体化している。あたかも一つ作品のようでもある。

「菊池♨️BBフィールド」（＠BB62021113）が投稿したこのツイートには、6800件を超える「いいね」が付けられ、目下拡散中である（6月3日昼現在）。

ツイッターには、爆笑と共に、こんな声が寄せられている。

「すみません、めっちゃ笑いました」
「オーマイ脚立？！？」
「これはやっちまってますねぇｗｗ 私も単管足場組む時にたまにやらかします」
「だまし絵かな？ｗｗ」
「いやこれ知恵の輪みたく外せるよ」
「オブジェとしてキープしてはいかが？？」

いやはや、バカ受けの様子だが、ところで、なぜこんなことになったのだろうか？　Jタウンネット記者は、投稿者に聞いてみた。

「あっ脚立があった！」

ツイートの投稿者は、熊本県菊池市で飲食店を経営しているという。趣味でサバゲー（サバイバルゲーム）や大工仕事をしていて、その延長で自分が発足した「菊池BB団」というチームと共に、フィールド運営をしているという。そのフィールドが「菊池BBフィールド」だ。

ツイートした写真を撮影したのは、6月1日午前9時38分。

「平日ゲームの開催がありましたので、いつもより早起きして、制作途中の櫓を少しでも進めようと作業しておりました。
時間が早かったため、自分1人でやっておりましたが、どうしても梁を繋ぐのに支えが必要で『あっ脚立があった！』と脚立の3段目に木材を通し置いて、無事連結完了！　 よしいい感じ、と眺めてたら...... ミスに気付き、呆然となりました。
サバゲー仲間に、またアホなことをと、笑ってもらおうとツイッターに投稿した次第です」（投稿者）

それにしてもツイッターでの受け方は、予想以上だったようだ。

「木を犠牲にするか、脚立を犠牲にするか、悩ましいですね」
「脚立を切って出すしかないですね」
「逆に組み込んでしまって両サイドの足掛けに平板流して棚にしてしまっても良かったかも？？笑」

ツイッターユーザーから、さまざまな珍案、迷案が届き、投稿者はそのたびに吹き出しながら楽しんだそうだ。結局、木を犠牲にして、脚立を引き出したとのこと。

「菊池♨️BBフィールド」では現在、サバゲーのイベントを企画中だという。ステイホームが続く日々、たまには気晴らしに屋外で目いっぱい遊ぶのもいいかも......。