「注意しても、私の指定席に座り続けるオジサン。最終的には『何?俺が悪いの?』と逆ギレしてきて...」
「私が濡れてしまうのでどけてもらえませんか?」
また、やはりロマンスカーでのことですが、私が乗車すると通路側にすでに男性が座っていました。
やはり中年に差し掛かった感じの男性です。前を失礼して、自分の窓際の席に座ったところ、窓のところのフックにビニール傘が掛けてありました。
その日は結構な雨で、傘はビッショリ。閉じることもなくバサバサに膨らんだ状態で掛けてありますから、座ると傘があたって、私が濡れてしまいます。
「すみません、こちらの傘は、あなたのものですか?」
と聞くと、そうだと言うので、
「すみませんが濡れてしまうので、どけてもらえますか?」
と尋ねると、
「傘を掛けるところが他にないから」
と言うのです。
当時は古い型のロマンスカーで、傘置きなどは装備されておらず、ひじ掛けのあたりにうまい具合に置くのが普通でした。
「でも、私が濡れてしまうのでどけてもらえませんか?」
と食い下がると、怒ったように、足下の床に寝かせて投げ置きました。
いずれも大して大事ではなかったですが、それだけにイライラのぶつけどころがなく、なんともモヤモヤしたものでした。
以上、長年の電車通勤生活の中でも、とても印象的で珍しい出来事です。
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
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