あなたは「最強の岐阜県民」になれるか? 話題のスマホRPG「岐阜クエスト」プレイしてみた
最初のボスは瞬殺
ゲームを起動すると、簡単なオープニングが始まる。
「とつじょ あらわれた
まもの によって
岐阜県(ぎふけん)は ほろびた」
という言葉とともに、ごく一部の地域を残して、岐阜県の地図が黒く塗りつぶされていく。
魔物に支配された岐阜県民は心を折られ、抗うものは居ない。
そこに現れたのが「あなた」だ。
プレイヤーを男女から選択し、名前を設定。今回は「タウン」ちゃんだ。その後、岐阜県の市町村からすきな場所を「じぶんのまち」に設定できる。
記者は、文字数が短くてなんとなく目についたからという理由で「関市(せきし)」を選んだ。
登録が済むと、いきなり冒険が始まる。せっかちな記者としては、このスピーディーさが快適だ。
このクエストの主人公になった「タウン」ちゃんはどこか、洞窟のような場所にいるようだ。
操作のチュートリアルのようなものも特にないが、スマホを縦のまま使う非常にシンプルな操作なので、直感的にプレイできる。動作も軽くてサクサク進む。
普段、ゲームはあまりしない記者でも、最初の洞窟に立ちふさがっているボスは瞬殺。
戦闘は、主に「こうげき」「どうぐ」「にげる」のコマンドから選択し、敵のHPがゼロになれば勝利する。最初のボスは、ひたすら「こうげき」だけを続けることであっさり倒せた。
しかし、もう少し進んでからわかったのだが、「こうげき」はタップするタイミングによって与えるダメージが変化するようだ。
画面上に白~濃いグレーのグラデーションのようになっているゲージがあり、カーソルが絶えずその上を移動している。色の濃い部分にカーソルが来たタイミングでタップすれば、通常より大きなダメージを与えられる......というわけだ。
シンプルだからこそ、ついのめりこんでしまう。
さて、最初のボスを倒した後、サポートキャラ「みぃねこ」から、岐阜県が「滅ぼされそうになっている」と告げられる。「タウン」ちゃんはまだ、このことを知らないようだ。