これが連絡帳...? 中学校の教師と生徒が交わした「絵しりとり」のクオリティが高すぎると話題
2021.01.18 20:00
「絵しりとり」が話題→思わぬ出会いが
「小さい頃からイラストを描くのが好きで、よくポスターや学級旗、などなどイラスト系に取り組んでいました。今は全く描かなくなったのですが、今回皆さんに見ていただいて久々に描こうかなと思えました」
1月18日、Jタウンネットの取材にこう答えたのは、投稿者のほたるさんだ。現在大学1年生だという彼女。中学生だった当時は、美術部の部長をつとめ、美術の成績は「3年間オールAの5だった」と記憶しているという。
話題になった「絵しりとり」の写真は、中学3年生の時のもの。1、2年生だったころも違う担任と、絵しりとりをしていたが、3年の担任の画力が高かったため、件の写真をツイッターに投稿したという。
そんな彼女は、どうして「絵しりとり」を始めようと思ったのだろうか。当時の話を聞いてみると、こう答えた。
「急にノリで始めました。前からこの欄(連絡帳)で2コマ漫画を書いて、2コマ目だけ吹き出しを真っ白にして、先生に
『セリフを書いてね!』
みたいなことをしたり、ただイラストを描いたりしていました。ですが美術教科の担任の先生ということもあり、絵しりとりしたい!と突発的に思って、始めた記憶があります」
彼女は、当時担任と交わしていた「絵しりとり」の思い出を、こう振り返る。
「毎日朝に提出し、帰る前に返されていたのですが、私の絵しりとりを見ようと友達が『今日はどうだった?!』と見に来ていたのを覚えています。また、他の友達で絵しりとりのようなやりとりをしている子もおり、その子と見せ合いっこしていました」
中学校を卒業して、数年が経った彼女。当時のやりとりをツイッターに投稿したことが、当時の担任と連絡を取るきっかけになったという。
「久しぶりに先生と連絡を取るきっかけになりました。懐かしがっていました。また、当時同じクラスで絵のやり取りをしていた子とふたたびネット上で再会したり、先生が別の中学校に赴任されていた時の教え子さん(私より年上)と繋がることもできました。
ふと懐かしがってあげた画像が、あらゆる人を繋げてくださって、当時のことを思い出しました」
色んな思い出が詰まった「絵しりとり」。とっても、すてきだ。