「スマホ落とした」→14日後「あれ俺のじゃね?」 失意の釣り人にまさかの再会、「救出劇」の結末は...
2020.12.23 20:00
「トライ&エラー」の末、雄叫びをあげることに...
小さい網を手に入れた彼は、それから数時間にわたって「トライ&エラー」を繰り返した。網の形状を変えるなどし、「激闘の末」に救出に成功したという。
海から現れたスマホの背面は、バキバキに割れてはがれてしまっている。
それでも、もう失ったと思っていた自分のスマホだ。救出できた時の気持ちを、彼はこう明かした。
「救出した際は疲労困憊でヘロヘロでした。ですが、ゆっくりと引き揚げた網の中に入っているのが紛れもなく自分のスマホであると認識した瞬間、歓喜と達成感で雄叫びをあげていました」
ただ、見ての通りスマホのダメージはかなり大きい。中の情報は、どうなっていたのだろう。
「スマホは背面が割れ、中まで完全に海水が入り込んでいたので再起不能ですね」
とカーターさん。取材した12月22日時点で、救出したスマホは、フォロワーからのアドバイスに従い、米ぬかの中に埋めて湿気を取る作業をしているとのこと。スマホの中には、SDカードが入っていてイベントなどで遠征した時の「思い出」がつまっているという。
「もう少ししたら一縷の望みをかけてSDカードの摘出作業を行う予定です」
回収おめでとう。あとは、SDカードが壊れていないことを、切に祈るばかりだ。