至れり尽くせりってレベルじゃない... 「住みたい田舎NO.1」愛媛・西条市には、日本一親身な移住コンサルタントがいた
2020.12.07 12:00
提供元:西条市
移住推進課って、何をしているの?
移住推進課って、何をしている場所なのだろうか。
「市外から西条市に住みたいという人に、住んでみませんか、とアプローチをかける場所です」
そう話す柏木さんによると、西条市が移住施策に本腰を入れ始めたのは2018年度から。移住推進課として正式に発足したのは19年4月で、主に東京や大阪での移住セミナーや移住フェアへの出展などの業務を担当。移住希望者からの相談を受け持っているという。
18年度の移住者数は289人に。その前年度は106人というのだから、約3倍の数字である。どういった点を意識していたのだろうか。
「西条市が東京や大阪で移住の説明会をしますよと言っても、人が集まるわけがないんです。そもそも西条市を知っている人が都会にどれだけいるのでしょう。そこで、まずはメディアを活用してPR活動をしました。
テレビやラジオで、告知をしてもらいました。西条市は無料で移住体験ツアーをやっているよ、何月何日に説明会をやりますよ、と」
すると想像以上の反響があり、約100組の申し込みがあったという。メディアで西条市を宣伝し、移住フェアやセミナーに呼び込む。
「来てくれれば、こっちのものです。とにかく満足してもらえるように、努力します」
彼がそう意気込むには理由がある。移住推進課が始めた、一泊二日の移住体験ツアーが好評を博しているのだ。