至れり尽くせりってレベルじゃない... 「住みたい田舎NO.1」愛媛・西条市には、日本一親身な移住コンサルタントがいた
2020.12.07 12:00
提供元:西条市
移住者に聞いた「決め手」とは
この移住体験ツアーを通じて20年8月に西条市に移住した家族がいる。
群馬県出身の中島慎二さんと、東京都杉並区出身の佐知子さん夫婦。小学生の長男と長女、保育園に通う次男の5人家族だ。
以前は、東京の杉並区に住んでいたという中島さん一家。12年頃に長男と長女が立て続けに病気にかかり入院したという。夫婦共働きで、仕事も激務。「何のために働いているのかわからない」という状況になり、思い出したのが「田舎暮らし」というキーワードだった。
会社を辞めた慎二さんは、「手に職をつけるため」整体師の学校に通い国家資格を取得。職場の整骨院で聞いていたラジオの中で、たまたま西条市の「移住体験ツアー」を知った。
その運びで、19年6月に都内で開かれた西条市の移住セミナーに参加。移住推進課の柏木さんとは、そこで出会ったという。
移住の決め手は、柏木さんからの「手厚いフォロー」があったから。そう慎二さんは、笑顔で話した。
「私たちは、19年8月に移住体験ツアーに参加しました。決め手は、柏木さんが担当してくれた移住体験ツアーや、その後の手厚いフォローですね。先輩移住者とお話するときに、あえて柏木さんが席を外して、移住者と対面で話す機会を作ってくれました。不安を解消させるために、気配りをしながら、聞きたいことを聞ける環境づくりをしてくれました」
移住体験ツアーでは、中島さん一家の生活に関わる訪問先を柏木さんが考えて案内プランを作った。「観光ではないツアー」ができて、何よりだったという。
「同世代のお母さんで、先に西条市に移住をしていた先輩との食事の機会をいただきました。実際のところの事情や、子供がどんな習い事をしているのかなど...。より西条市での生活を考える機会をもらえ、リアルな生活感を考えることもできました」(佐知子さん)
関東から移住した先輩移住者が営んでいるカフェのほか、保育園や小学校をぐるり。ツアー中、子供達がワクワクする場所にも連れて行ってもらったという。
佐知子さんは、西条市に来た子供たちが楽しそうに過ごしていたと、振り返る。
「西条の市役所から車で15分ほどの場所に冒険広場というアスレチック公園があって、子どもたちが楽しんだ。柏木さんが『子どもたち、絶対ここ好きだから』って、スケジュールに入れてくれていました。子供たちも愛媛楽しいって。ここに、引っ越したいと話していて、そんな子どもたちを見ていたら、決めてもいいかなって思いましたね」