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至れり尽くせりってレベルじゃない... 「住みたい田舎NO.1」愛媛・西条市には、日本一親身な移住コンサルタントがいた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2020.12.07 12:00
提供元:西条市

西条市を人気の移住先に変えた男とは

2020年11月上旬のことだ。

実家がある東京から羽田空港を経由して松山空港で飛行機を降りた筆者。

愛媛県の県庁所在地がある松山市。そこから東へ約50キロの場所にあるのが、西条市である。

人口は約11万人で、愛媛県内では第4位。南に下ると西日本最高峰の「石鎚山」がそびえたち、北には瀬戸内海が広がっている。

自然豊かな市...、と言えばその通り。首都圏などに住む働き盛りの人が、移住先の候補の一つに挙げても、おかしくはない。

ただ、何か際立った特徴があるかと聞かれると、どうだろう。左を向けば「道後温泉」で全国的に有名な松山市がある。知名度の差はいわずもがな、であろう。

しかし、である。

先述の通り、西条市は「若者が住みたい田舎」ランキングで第1位を獲得するほど、移住者に人気の地域なのだ。エリア別ランキングでも、18年度から2年連続で全部門(総合・若者世代・子育て世代・シニア世代)で四国1位だ。

やはり、そのワケは手厚すぎるサポートにあるのだろうか。

詳しい話を聞くため西条市役所へと向かった筆者。すると、役所の前にパーカー姿の男性が立っていた。

西条市役所の前に立つ、移住推進課・課長の柏木潤弥さん
西条市役所の前に立つ、移住推進課・課長の柏木潤弥さん

スーツにネクタイといったカチッとしたスタイルとはかけ離れた男性。西条市移住推進課の柏木潤弥課長(51)だ。

1992年に、合併前の旧・東予市役所に奉職。2004年に大合併で西条市が誕生した後も、財務部門や企画政策部門で働いていたという。

彼こそ、西条市を若者が住みたい田舎部門第1位に導いた立役者である。

移住推進課って、何をしているの?
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