「テレワークでも喫煙禁止」社内ルールに賛否 なぜ導入?ダイドーの真意を聞いた
就業時間中は喫煙禁止。テレワークの社員も対象です――
ダイドードリンコ(本社・大阪市)が導入した、こんな社内ルールが賛否を呼んでいる。オフィスだけでなく、在宅での勤務中も禁煙としたことに、ネット上で「やりすぎではないか」といった指摘が出ているのだ。
従業員の健康増進などが目的で、とくに報告の義務や罰則規定などはない。いわば「努力義務」に近いものだが、この取り組みをめぐってツイッターやネット掲示板には、
「まぁ自宅でも仕事中ならおかしくない」
「そりゃ、そーですよ!オフィスなんですから!」
「在宅勤務でもわざわざ席を立ってタバコ吸ってその間仕事してないなら禁止は納得」
「長く働いてもらうためには必要なことなのか」
といった「賛成派」の声があがる一方で、
「ちょっとやり過ぎだと思う。それぞれがマナーを守って、自分の体を気遣えば良いのでは...」
「禁酒は? 昼食でビールとか」
「健康のためとか抜かすなら缶コーヒーも禁止にしろよ」
「じゃ酒も白砂糖も植物油も禁止しろよ」
など、非喫煙者を名乗る人からも「やりすぎでは?」といった投稿が数多く寄せられた。
以前から、テレワークと喫煙の問題を取り上げてきたJタウンネット編集部。今回は、話題となったダイドードリンコの取り組みについて、賛成か反対かを尋ねるアンケート調査を実施した(投票期間:2020年10月14日~23日、総回答数774)。
その結果をまとめたのが、次の図表となる。