「テレワークでも喫煙禁止」社内ルールに賛否 なぜ導入?ダイドーの真意を聞いた
テレワークでも禁煙、過半数が「反対」
今回のアンケートでは、「『テレワーク中も禁煙』どう思う?」という質問に対して、「賛成」「反対」「分からない、どちらとも言えない」の3つの選択肢を用意した。
その結果、最も多かったのは「反対」で54.1%(419票)、過半数を超える票を獲得した。やはり、「在宅でも適用」という点に違和感を抱いた人が多かったのだろうか。一方の「賛成」は34.4%(266票)、「分からない、どちらとも言えない」は11.5%(89票)だった。
では、こうしたアンケート結果やネット上の賛否の声について、当のダイドードリンコ側はどう受け止めるのだろうか。
Jタウンネットは10月26日、同社広報を取材した。
同社によれば、今回の禁煙ルール導入は、社内報や社内メールを通じて従業員に周知したという。
この取り組みを始めた狙いについて改めて聞くと、「従業員の健康維持・増進施策に積極的に取組むとともに、従業員自身も、自らの健康への意識を高め、健康維持・増進に努めることができる環境の創出」を目指すためなどと説明した。
紙巻だけでなく、電子タバコや加熱式タバコも一律で対象としたのは、「従業員の健康増進や健康意識向上のため」(広報担当者)という。
ネット上で違和感を示す意見が多く出たことや、その成果について、広報担当者は
「実施にあたっては、従業員自らの自主性に任せることとしております。今回を機に、完全禁煙を始めた従業員もおります」
とコメントしている。