野沢菜、信州味噌、八幡屋礒五郎... 地元民なら必食?長野への愛が凄まじいご当地カップ麺が存在していた
信州味噌ラーメンはカップ麺発のご当地ラーメン
信州味噌ラーメンは、信州味噌を100%使用した長野県のご当地ラーメンです。長野県は全国の味噌生産量の4割を占める大産地で、味噌ラーメンをご当地ラーメンとするのはとても理にかなっていると言えます。仙台のご当地ラーメンが仙台味噌を使用した「辛味噌ラーメン」なのとよく似ています。
信州味噌ラーメンの歴史は浅く、2015年2月に日清食品から発売された、「麺ニッポン 信州味噌ラーメン」というカップ麺に端を発します。日清食品と長野県内のラーメン店が加盟する「信州麺友会」がコラボして信州味噌ラーメンの定義を作り上げ、カップ麺化されました。
信州味噌ラーメンは、カップ麺発信の新しいご当地ラーメンと言えます。
その定義は、信州味噌を100%使用すること、信州りんごを隠し味に使うこと、そして大きく刻んだネギを使うことの3つ。日清食品のカップ麺でもその定義に則り、信州味噌を100%使用。信州りんごの効果でほのかに甘く、そして具に大きなネギ、さらにカップ麺では珍しい長野名物野沢菜も入ったこだわりの一杯でした。
日清食品の信州味噌ラーメンは現在販売されていませんが、約5年の時を経て復活したのが、今回紹介する「凄麺 信州味噌ラーメン」です。日清食品が作ったご当地ラーメンを、別のメーカーであるヤマダイが引き継ぐ構図が面白いですよね。
日清食品時代から引き続き、「信州麺友会」の推奨も得ています。