ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

壁一面に500種の「ボードゲーム」がズラリ 箱根の旅館が「地上の楽園」だと話題→なぜこんなに沢山?若旦那に聞いた

笹木 萌

笹木 萌

2020.08.28 21:00
0

約500種のボードゲームを用意

しかし、なぜこんなにたくさんのボードゲームが旅館に揃っているのだろうか。

Jタウンネットは8月26日、温泉旅館みたけの若旦那で取締役の池谷秀喜さん(37)に詳しい話を聞いた。ボードゲームを集めているのは、彼だそうだ。

池谷さんがボードゲームの魅力に気づいたのは大学時代。サークルの仲間達とボードゲームで遊び、その楽しさを知ったという。本格的に収集を始めたのは大学卒業後だ。

卒業後はしばらく都内に住んでいた池谷さん。11年頃に実家である「みたけ」に戻り、旅館の仕事に就いた。館内にボードゲームを置き始め、当初は50種くらいだったゲームも、今では約500種にまで増えている。

ボードゲームは、普段は卓球室として使っている部屋に置いている。ロビーにも初心者向けのゲームがいくつか置かれ、部屋に持ち帰るなどして自由に遊んでいいそうだ。

池谷さんは旅館にボードゲームをおいている理由について、次のように話している。

「ボードゲームでまったく遊んだことのない方が、ここで遊んで初めて楽しさを知るということがあります。また、もともと遊んでいる方が、長時間遊んでより魅力に触れていただくということを期待しています」

ボードゲームは池谷さんが実際に遊んで楽しかったもの、初心者でも楽しめるもの、お客さんに楽しんでもらえそうなものを選んでいる。自身には合わないものでも、「お客さんなら楽しんでもらえそう」という理由で置くこともあるという。

卓球室に並べられたボードゲームに対し、お客さんはどんな反応をしているのだろうか。池谷さんに聞いてみると。

「やはり皆さん驚かれますね。これ何だろうという風に、インパクトだけでも興味を持っていただいています」

とのこと。主に卓球をしに来た客が、ボードゲームに興味を持ってくれているという。またこれまでにもSNSで旅館が紹介されたことがあり、ボードゲーム好きの客も多く宿泊しているそうだ。

ボードゲームの魅力は?
続きを読む
PAGETOP