肩こり・腰痛どうすれば治る? 筋肉のプロに「解消法」を聞いた
2020.08.23 21:00
まず筋肉の役割を覚えよう
谷本さんによれば、肩こりに関係しているのは「僧帽筋(そうぼうきん)」。肩をすくめたり、手で重いものを提げる、挙手などに使います。
カトリックの僧が被る頭巾と形が似ていることから、江戸時代に日本語訳された「解体新書」で、原本のオランダ語を直訳してこの名前になったそう。
さて、肩こりの原因として、首・肩が出ている姿勢が関係しているとのこと。前かがみになるパソコン操作や日常の家事動作が、姿勢が悪くなる原因となるのだとか。
肩こりの解消法として紹介されたのは、次のような運動です。
(1)背中を丸めて手を前に出す。(林先生の「今でしょ!」のポーズ)
(2)胸を張りながら手を広げる。(後ろの肩甲骨をきゅっと寄せるイメージで)
(3)手はすっと下ろす。(姿勢のくずれが気になったときに1回 ※1日何回でもOK)