アザラシのお腹に鳥たちがぎっちり... 発酵食品「キビヤック」再現したぬいぐるみが衝撃のビジュアルだった
なぜぬいぐるみに...?
Jタウンネットが11日、投稿者の染さんに話を聞いたところ、同館を訪れたのは9日のこと。
キビヤックのぬいぐるみを見たときは、非常に驚いたそう。
「え、これ、料理なの...!?と。展示室の順路的に、カレー、スイーツ、パンを経ての発酵食品コーナーでしたからよりインパクトがありました。と同時にとても分かり易く展示されているなとも。それにかわいい」(染さん)
磐田市香りの博物館では、なぜキビヤックをぬいぐるみにして展示しているのだろう。
Jタウンネットは13日、同館を取材した。
このぬいぐるみが展示されているのは7月23日から9月22日まで開催中の企画展「香りの力展」の食の力コーナー。
この企画展の担当者によれば
「新型コロナウイルスで大変な時期ですが、香りで少しでも元気になれれば...として行っている企画展です。食の力コーナーには過去に実施した食にまつわる展示のものを置いています。このキビヤックもその一つです」
とのこと。現在、このコーナーにはキビヤックとエイの発酵食品「ホンオフェ」のぬいぐるみが展示されているという。
キビヤックのぬいぐるみは、2011年夏に行っていた「発酵と香り展」の際に、博物館が製作したものだそう。なぜ、ぬいぐるみにしたのだろうか。
担当者は、
「恐らく、分かりやすさのためではないかと思います。画像で展示するとグロテスクなところもあるので、ぬいぐるみにしたのではないかな、と...。
また、発酵と香り展が開催されていたのは夏休みで、その期間は例年お子さんのご来館も多いので、そういった点からもぬいぐるみにしたのではないかと思われます」
と話した。
キビヤックのぬいぐるみは常設で展示されているものではなく、また販売もしていないとのことだ。