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お城の形をしたメガネ屋といえば?→地域によって思い浮かべる名前が違うらしい

松葉 純一

松葉 純一

2020.05.31 20:00
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東日本では「パリミキ」、西日本では「メガネの三城」

n.sPさん(@nsP_Current)のツイートより
n.sPさん(@nsP_Current)のツイートより

Jタウンネット編集部の取材に応じたのは、三城ホールディングス総務部の担当者だった。

「弊社は、1930年、兵庫県姫路市に創業しました。1960年から『メガネの三城』として、西日本で店舗を展開しておりました。

東日本に進出したのは、1974年、『パリ―ミキ』(現在では『パリミキ』)を東京都中央区に設立してからです。『パリ―ミキ』というのは、その前年、パリ店を出店したのがきっかけでした。

以来、東日本では『パリミキ』、西日本では『メガネの三城』として営業しております。お城の形をした店舗外観やテレビCMなどもほとんど共通で、一部変更して使用されたと聞いています」
パリミキ新潟県庁前店(Altomarinaさん撮影、Wikimedia Commonsより)
パリミキ新潟県庁前店(Altomarinaさん撮影、Wikimedia Commonsより)

現在の店舗数を聞いてみた。

「2020年3月の調べで、国内の店舗数は709店、また海外の店舗数は125店、国内外併せて834店舗になります」

実際、冒頭のn.sPさんへのツイートには、全国のユーザーから「見たことあります」といった反応が寄せられていた。こうした反応から、国内の店舗数が相当多いことは想像できたが、海外125店舗というのは予想をはるかに超える。

パリはもちろんだが、シンガポール、ハワイ、香港、ロンドン、デュッセルドルフ、クアラルンプール、バンコク、台北などなど。まさにグローバル企業ではないか。

最近は、国内のロードサイド店舗でも、ログハウス型やサーカス型、サロン型店舗など、従来のお城の外観に拘らないさまざま店舗スタイルが続々登場しているそうだ。

お城の形をした「メガネの三城」というイメージは、これからだんだん薄れていくのかもしれない。昭和なギャグとして残るかもしれないが......。

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