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職場や電車の雰囲気が和みそう とある奥さんが作った「鯉マスク」がとってもキュート

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.04.29 18:00
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、どこのコンビニやスーパー、ドラッグストアを探してもなかなか使い捨てマスクが見当たらないご時世だ。

ないなら作ってしまおう――。ツイッターではハッシュタグ「#自慢のマスクをみてくれよ」を中心に、お手製マスクを披露するユーザーが相次いでいる。

数ある手作りマスクの中で、奥さんが作ってくれたという「鯉マスク」を紹介したユーザーの投稿に注目が集まっている。

かわいい鯉マスク(画像はc_papa(@yuhma_friend)さんから、以下同)
かわいい鯉マスク(画像はc_papa(@yuhma_friend)さんから、以下同)

こちらはツイッターユーザーのc_papaさんが2020年4月22日に投稿した写真。水色ベースの布マスクには、大きな丸い目とウロコ模様の布があてがわれている。

奥さんが作ってくれた手作り布マスクに「職場にはちょっと恥ずかしい」と呟くc_papaさん。デザインは息子さんだそうで、投稿に続けて、

「ぜひマネしてみてください」

ともいう。このマスクを見た他のユーザーからは、

「婦人のセンスは素晴らしい!」
「いやいやかっこいい」
「かわいいし、嫌味の無いデザインで、場の雰囲気が和みそう」
「電車は恥ずかしいかもしれないけど、わたしなら、職場では絶対着ける。 だって、絶対職場明るくなるもん」

といった反応が寄せられている。

ちょっぴり恥ずかしい(?)かもしれないが、間違いなく言えるのは、奥さんの愛情がたっぷり詰まった鯉マスクである。

「いっぱいできた!」色とりどりの鯉マスク

4月28日、Jタウンネットは投稿者のc_papaさんに奥さんが作ってくれた鯉マスクの詳しい話を聞いてみた。

そもそも鯉マスクを作る前に、青海波(せいがいは)柄のマスクを奥さんが作っていたという。そんな中、鯉のぼりが大好きな息子さんが

「これ鯉のぼりになりそう」

とデザインを発案したそうだ。

「いっぱいできた!」(画像は25日投稿)
「いっぱいできた!」(画像は25日投稿)

青海波柄とは、水色の鯉マスクのウロコ部分のデザインだ。

日本の伝統的な文様の一つで、染物や縫製業を営む京屋染物屋店(岩手県一関市)の公式サイトには、「広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄」とある。

青海波柄以外にも様々な文様のマスクを完成させた奥さん。見ていると、なんだか気持ちがほっこりしてくる。

みなさんもぜひ作ってみては。そう言いたいところだが、どうやって作るのだろうか。c_papaさんはツイッターに作り方をあげているのでご安心いただきたい。

「手持ちの布で真鯉の部品を切り出す奥さん」(画像は25日投稿)
「手持ちの布で真鯉の部品を切り出す奥さん」(画像は25日投稿)

組み合わせると...鯉マスクに!(画像は25日投稿)
組み合わせると...鯉マスクに!(画像は25日投稿)

用意するのは、手持ちの布と使い捨てマスクから流用したゴムとノーズフィッター。混雑している手芸店に迷惑をかけたくなかったそうだ。奥さんからの話では、

「特に採寸もしないで目見当でつくっているため、量産しようとしたときに再現するのが大変だった」

という。改めてにはなるが、みなさんも家にある布とゴムで、オリジナル布マスクを作ってみてはいかがだろうか。

ちなみにc_papaさんは、鯉マスクを付けて出勤しようと思っているうちに在宅勤務が始まってしまってお披露目できていないそうだ。

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