長崎には「空を泳ぐペンギン」が見られる水槽があるらしい
2020.03.19 11:00
「ペンギンはもともと空を飛んでいました」
Jタウンネットは17日、九十九島動植物園森きららのペンギンの飼育担当に話を聞いた。
水槽があるのは「ペンギン館」と呼ばれる3階建ての建物。1階では水槽の下から、2階では水槽の横から、3階は水槽の上からペンギンの泳ぐ姿を楽しめる。また3階の「のぞき見デッキ」からは、陸上を歩くペンギンを同じくらいの目線で見ることができる。
現在は20羽のフンボルトペンギンがここで過ごしている。担当者はこのような水槽になった理由について、次のように話す。
「ペンギンはもともと空を飛んでいました。今は飛ばなくなりましたが、水の中では空を飛んでいるような姿を見せたいという理由でこのような水槽になったようです」
担当者によれば、ペンギンは晴れの日は昼寝をしていることが多く、どちらかといえばも雨の日に水槽を泳ぐことが多いそう。どうやら、晴れ渡った青空の下を泳ぐペンギンの姿を見られるかどうかは運次第のようだ。
担当者はペンギン水槽の今後について、
「今は岩を入れるなど、遊ぶ場所を増やすことに力をいれています。今後の変わりようを見ていただければ」
と話している。