水族館では「フラッシュなし」が綺麗? スマホ撮影のコツを描いたイラストに反響
2020.01.24 20:00
水槽にできるだけカメラを近づけて...
Jタウンネット編集部は24日、まつおるかさんに水族館や動物園での写真撮影のコツを聞いた。
まず、ツイートに添えられた写真は3枚ともiPhoneで撮ったもの。
「一眼レフでも撮影しますが、一番お手軽なのはやはりスマートフォンのカメラかと思い、今回使いました」
とまつおるかさん。クラゲの写真のように、生き物を接写する場合のポイントを聞くと、
「水槽にできるだけカメラを近づけて、生き物と正面になるように撮影すると綺麗に撮ることができます。
カメラと水槽の距離は、ほとんど距離なく平行状態にして撮影しています。もし自分の姿など反射してしまう場合は移動したり映らないようにしています」
とのこと。これは、動物園でガラスやアクリル越しに動物たちを接写する場合も同様だろう。
逆に、大水槽の写真のように遠くから広い範囲を写す場合は、暗いところに焦点を合わせるのが良いという。
「大水槽など暗いところと明るいところがハッキリしている場所の場合、明るい場所に焦点を合わせるとカメラが明るく調整されてしまいます。暗いところに合わせると自分の目に映るように暗いところはほぼ黒、水槽の中はハッキリと撮れます。
iPhoneの場合ですが撮る前にカメラの明るさを調整するといいです。液晶自体は明るい方が私は撮りやすいです」(まつおるかさん)
iPhoneの標準カメラアプリを使う場合は、画面上の焦点を合わせたい部分をタップすると、太陽のマークが出る。このマークを指で上下にスライドすることで、写真の明るさを調節できる。薄暗い館内で水槽を撮影する場合は、この機能を使うと良いようだ。
また、動物園での撮影について、「柵や檻に手を入れて撮影される人が残念ながらいます」とまつおるかさん。
「誤って落としてしまうと自分も大事なカメラやスマートフォンを紛失しますし、生き物たちもびっくりしてしまいます。知らない人がいきなり手を伸ばしてきたり、得体の知れないものを落としてくると誰でも怖いですよね。
もちろんふれあいコーナーではルールを守ってたくさん生き物たちに触れてほしいと思います」(まつおるかさん)
可愛い動物を撮ろうと思っても、怖がらせてしまっているのでは良い表情を捉えるのは難しいだろう。水族館や動物園で生き生きした写真を撮るためには、館や園のルールに従うことが重要だ。