「フジカラー 100」をマフラーにした猛者が話題 なぜ編もうと?作者の思いを聞いた
富士フイルムが好きすぎて、こんなものを作ってしまった――。
溢れんばかりの富士フイルム愛を表現した作品が、ツイッターで話題になっている。それがこちらだ。
こちらはツイッターユーザーの「富士フイルムが好きすぎるtsubaki」(@Fujifilmdaisuki)さん。アカウント名の通り、カメラを始めとした幅広い製品・サービスを展開している富士フイルムのことが大好きだという。
今回は同社製品のカメラフィルム「FUJICOLOR 100」をマフラーにして完全再現。円筒形に巻かれたビッグマフラーの姿を見て、往年のカメラ熱が復活する人もいるかもしれない。首に巻いて歩けば人々の記憶に焼き付くこと間違いなしだ。
いまや写真撮影といえば、デジタルカメラやスマートフォンのカメラで済ませてしまい、あえてフィルムを活用するという人はそう多くないだろう。ツイッターユーザーからは、
「フジカラー100...涙が出ます。素晴らしいです」
「こういう発想を尊敬する!」
「富士フイルムの社員の皆さんがこれを見たら、涙を流して喜びそうですね」
との声が上がり、話題を呼んでいる。
いったい、なぜこのデザインのマフラーを編もうと思ったのか。Jタウンネットは作者のtsubakiさんに話を聞いた。
「若い世代にも興味を持ってもらえれば」
「毎年何かしら編み物はしているので何を作ろうかと考えていたところ、久しぶりにフィルムカメラを手に入れてフィルム購入をして思いつきました」
マフラー制作の経緯についてJタウンネットの取材にそう説明するtsubakiさん。「パトローネ」と呼ばれる円筒形の容器の部分やフィルム部分の穴にこだわり、手編みで制作。ロゴの縫い取りが上手くいかず何度かやり直して完成させたという。
ツイッターで大きな音響を呼んだことについて、
「富士フイルムという企業がユーザーにとても愛されているということを改めて実感しました」
とtsubakiさん。自身でも今年になって同社製品を購入し、製品ユーザーとしてこだわりたい、懐かしいアイテムを集めたいと思うようになったそうだ。さらに、
「最近ではまたフィルムカメラが再燃しているのもあり、馴染みのあるユーザーだけでなく若い世代にも興味を持ってもらえれば嬉しく思います」
と続けた。