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年間10000時間の業務削減に? 広島市が「議事録AI」を導入した合理的すぎる理由

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2019.10.13 21:00
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[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年10月2日放送の「徹底ツイキュウ!なるほどニュース」のコーナーでは、市が導入した議事録作成用のAIについて紹介していました。

広島市では毎年議事録が必要となる会議は3843回行われ、会議時間は4997時間も費やしているということです。

その内容を手作業で文字に起こすには3倍以上の時間がかかっています。作業の効率化を図ろうと、AIが導入されました。

AIで大幅な業務削減
AIで大幅な業務削減

将来的には広島弁にも対応?

9月までは職員が音声データを文字に起こしており、1時間の音声データの議事録を作成するために3時間かかっていたそうです。

この文字起こしの作業時間を減らそうと、議事録作成用のAIが導入されました。

企画総務局の担当者は、

「会議の議事録起こしの時間をもっと効率化して、空いた時間を他の行政サービスにあてていくことを目指しております」

と話していました。

操作はいたって簡単で、会議などの音声データを文字に変換してくれるソフトに読み込ませます。なんとこれだけでAIが文字起こしを行い、あっという間に議事録が出来上がりました。

1時間の会議なら15分ほどで文字起こしができるそう。手作業の時と比べると、およそ12倍のスピードです。

しかし、AIといえども、間違えてしまうことも。職員が出来上がった議事録と実際の音声を聞き比べ、修正を重ねていくと、AIが言葉を学習していくということです。

「AIがだんだん単語を覚えていくことになり、地名や人名を認識して理解させることはできるので、おそらく広島弁も学習できる可能性もあるかと思います」と担当者。

これまで文字起こしを担当していた方は、「大幅な業務削減になると思います。これまで作業していた時間を次の取り組みに生かすような生み出す時間に使えたらなと思います」と話していました。

まだ最終的なチェックは人の手で行わなければいけないということですが、作業時間は格段に短縮できているそうです。

AIで議事録を作成できると効率が良いですね。操作もとても簡単で驚きました。

(ライター:tama35)

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