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もうカマボコとは呼ばせない! さらなる進化を遂げた「ほぼうなぎ」を食べてみた

松葉 純一

松葉 純一

2019.07.14 12:00
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「思ったより、うなぎじゃないですか」

加熱したばかりの「ほぼうなぎ」(写真はJタウンネット編集部撮影、以下同)
加熱したばかりの「ほぼうなぎ」(写真はJタウンネット編集部撮影、以下同)

パッケージを開けると、冷凍の状態で届けられた「ほぼうなぎ」(150グラム)が5個入っていた。皿にのせてラップをかけ、電子レンジで加熱した。加熱したばかりのホッカホカの「ほぼうなぎ」をご飯の上に置いてみた(写真上)。

「見た目うなぎですよ」と、編集部の同僚がつぶやく。たしかに外見は「ほぼうなぎ」だ。表面の焼き目も、見事に「蒲焼感」が強調されている。うなぎ以外の何物でもない。「でも、食べてみなきゃ......」という、冷静な意見も出る。

そこで「ほぼうなぎ」を2枚のせ、添付のタレと山椒をたっぷりかける(写真下)。

タレと山椒をたっぷりかけた「ほぼうなぎ」
タレと山椒をたっぷりかけた「ほぼうなぎ」

肉厚でふっくらとした身をかみしめる。ほろほろとした柔らかな食感だった。

「思ったより、うなぎじゃないですか」とは、先ほどの同僚の感想だ。では、どう思っていたのと突っ込んでみると、「実は、もっとかまぼこっぽいのかと思っていました」と告白した。「でも、充分うなぎの代わりにはなるな」と付け加えた。

「久しくうなぎを食べていないから、比較できませんね」と発言したのは、入社2年目の女性編集者だった。「同じです」と、筆者も同意した。かすかなうなぎの記憶をたどりながら、「ほぼうなぎ」を食べ続ける。

実は、この「ほぼうなぎ」は、2018年夏、カネテツデリカフーズが新発売したものだ。昨年は、通販での販売開始からわずか12時間で完売したほどの大人気だったという。

今年はさらに大幅にバージョンアップした。カネテツさんの資料によると、うなぎの特長のほろりとした身を再現するため、すり身に切身を混ぜ込み、ソフトな食感を開発したという。また皮は弾力のあるすり身を使用したそうだ(下の断面写真をご参照のこと)。

もう一つは、本物のうなぎの蒲焼と同様に、「蒸し」+「3回焼き」で、中はふっくらジューシーに、外はこんがり香ばしく仕上げているとのこと。タレを塗り、繰り返し焼くことで、香ばしさとタレの風味が増している。

「ほぼうなぎ」の断面写真
「ほぼうなぎ」の断面写真

「タレはよく出来てるな」と発言したのは、S編集長だ。これには編集部一同がうなずいた。タレだけでもご飯が進みそうだ。製造元の資料によると、「かつおと昆布の旨味に味噌のコクが効いた」専用のタレだという。

「山椒が効いてませんか」という声もあった。この山椒は長野県の老舗「八幡屋礒五郎」の粉山椒がセレクトされているそうだ。さすがピリリと効いている。

各々が勝手な感想を述べながら、結局、「最初は、こんなに食べれないかもと思いましたが、すっかり食べてしまいました」「もうおなかいっぱいです」「けっこう満足感ありますね。ごちそうさまでした」と、編集部一同、完食してしまった。ほぼ満足だったようだ。

近年、ニホンウナギは絶滅危惧種にも指定され、国産ウナギの価格高騰も続いているという。「ほぼうなぎ」でほぼ満足も、良さそうだ。

「ほぼうなぎ」5パックセットで4000円(送料、税込み)
「ほぼうなぎ」5パックセットで4000円(送料、税込み)

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