ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「紙巻き」と「加熱式」、どっち吸ってる?  現代たばこ事情を調査→結果は...

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2018.12.26 12:00
0

地域差はあるの?

一方、地域ごとの傾向を見ると、加熱式タバコが浸透している地域にはどうやら偏りがある様子。

town20181226111057.jpg

「加熱式タバコを吸っている」と答えた層が、50パーセント以上を記録したのは10都府県にとどまった。思ったよりも、地域差が出た印象だ。加熱式が過半数を占めた地域は、どちらかというと都市部の方が多い。

とはいえ、東京や千葉、愛知、兵庫など人口の多いエリアで支持を集めたことから、全体的な票数では、加熱式と紙巻きにそこまで大きな差は出なかった。

ところで、なぜ都市部の方が「加熱式」派が多い傾向が出たのだろうか。

これは、いずれも「最初は一部地域」 から販売開始され、その後全国に展開されたということも大きいだろう。アイコスは15年9月 に国内8箇所で販売開始されたが、全国展開されたのは16年4月から。グローも16年12月に仙台限定で販売開始し、全国展開になったのは17年10月からだ。プルームテックでは、全国で販売が始まったのは18年6月と、まだ半年とちょっとしか経っていない。それまでは、東京や福岡、大阪など都市部でしか入手できなかったのだ。

こうした展開戦略が、地域差に現れているとも言えそうだ。となると、加熱式タバコはこれから都市部以外でもさらなる支持を集めていくのではないか――。今回の調査結果からは、そういった可能性もうかがえた。

PAGETOP