大迫力!巨大ダム見上げるパノラマ混浴 ドキドキの「開放ロケーション」も魅力【岡山・砂湯】
<連載>混浴女子とめぐる!ニッポン秘湯図鑑
第三回 岡山・砂湯 文・写真:蜜月檸檬
毎回ひとつの混浴温泉にスポットを当てて魅力をお伝えしている連載の第三回。今回ご紹介する混浴温泉は、1981年発表の「露天風呂番付」で西の横綱にランクされた湯原温泉の「砂湯」です。
「砂湯」は地元の皆さんが管理をされている天然の露天風呂で、無料で入浴をすることができます。湯原温泉の突き当たりにそびえるダムの手前に「砂湯」があります。
全国の温泉ファンに知られる人気の混浴露天風呂
湯原温泉の川沿いの散策路を歩いていくと、河原に裸の人影がチラチラと見えてきます。露天風呂があるとわかっていても一瞬ドキッとします。この散策路は上流で釣りをする人や散歩をする人も通る普通の道なので、知らずに歩いていると、かなりびっくりするかもしれません。
「砂湯」へ近づいてみると露天風呂は人だかりになっていました。
散策路からちょっと緊張しながら降りていくと、露天風呂に入っている皆さんからいっせいに注目を浴びて更にドキドキ。
軽く挨拶をしながら露天風呂の横を通り、奥の脱衣所へ。
混浴へ入る時は、笑って挨拶をしながら入っていくとお互いに変な気まずさがなくなり、健全な雰囲気でおしゃべりを楽しめることが多いのでやっぱり挨拶は大切です。
脱衣所から出て露天風呂へ入ると、別の湯船にいた人達もどんどん同じ湯船に集まってきました。
少し圧倒されましたがいっそ清々しいです。
気さくな常連さんが多く皆さん話しかけてくれました。
訪れたのは暖かい日でお湯は少し熱め。
「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」と名付けられた3つの湯船のうち、屋根のある「長寿の湯」が一番熱めですが、冬は適温になるので気持ち良く入ることができるそうです。
これからの冬に雪見露天風呂もきっと最高ですね。
開放感最上級のロケーション
広い河原に露天風呂があるので抜群の開放感を味わえます。
露天風呂からダムが見えるのも「砂湯」の特徴。
見上げるダムがダイナミックさを感じさせます。
雄大な景観の中で入ることができる混浴露天風呂の「砂湯」。
いつも人で賑わっているというのも納得です。
家族やグループでも楽しく入ることができる混浴の良さが「砂湯」にはあると思います。
地元の方々の協力により無料で開放されて入浴することができるので、マナーを守っていつまでも残していけるようにしたいですね。