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描いたイラストが「友達」に!? 食育アプリ「スケッチクック」、大阪で体験授業

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.11.16 19:30
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スマートフォンやタブレット端末を使った「AI食育」。こんな斬新な体験授業が2018年11月16日、大阪市内の小学校で行われた。

授業の様子
授業の様子

大塚製薬(東京都千代田区)が5月18日にリリースした親子向け食育アプリ「おいしいおえかき SketchCook-A nutritious experiment with Google」(スケッチクック)。今回の授業では、児童たちがこのアプリを使って、栄養や食事バランスの大切さを楽しみながら学んでいた。

取り込んだイラストが変身

授業には田島小学校1、2年生の65人が参加。MCの進行のもと、管理栄養士の西村小涼さんが栄養と食事バランスについて説明した。

MCと西村さんによる栄養と食事のバランスの解説
MCと西村さんによる栄養と食事のバランスの解説

児童たちもしっかり耳を傾け、質問にもしっかり手を挙げて答えた。ここで児童たちにはスケッチクック用のワークシートが配布され、持参したクレヨンで「お好み焼き、ハンバーグ、唐揚げ」の中から好きな料理を描くコーナーへ。

早速お絵かきを始める子供たち。

イラストを描く児童たち
イラストを描く児童たち

大塚製薬のスタッフも手伝う
大塚製薬のスタッフも手伝う

それぞれ友達や大塚製薬のスタッフと話し合い、添え物なども書き込んで素敵なイラストが出来上がった。そして、子供達が描いたこのイラストを、なんとタブレット端末を使って読み込ませていく。すると――

皿を模した黒い線を基準に読み込んでいくようだ
皿を模した黒い線を基準に読み込んでいくようだ

読み込まれたイラスト
読み込まれたイラスト

アプリに取り込まれたイラストは中で動き出して、まるでオリジナルのキャラクターのように。ここからは自分が描いたイラストが案内役。イラストを変身させる遊び要素のほか、アプリ内では関西弁をしゃべりだす手の込んだ仕組みも児童には好評だった。

アプリ画面
アプリ画面

そしてイラストは栄養と食事のバランスを考え、自らに適した副菜などを子供たちにすすめる。また、取り込んだ料理の栄養バランスや作り方も詳しく見ることが可能だ。

勧めた副菜から好きなものを選び、それらもキャラクターとなり、最後は仲間たちとしてユーザーの前に現れる。子供にとっても、料理に親しみがわきやすい作りとなっている。

アプリ画面
アプリ画面

この後は再び西村さんが登場し、旬の食材についてクイズを交えて紹介。地元・大阪の特産物の説明を交えて、地産地消も学習した。

食事についてしっかり学んだ児童たち。最後は大塚製薬大阪支店大阪営業所の村井伸治所長のあいさつで幕を閉じた。

小学校低学年の児童たちには少し難しいかもしれない、栄養や食事バランスに関する授業も、このスケッチクックを使うことで楽しみ、そして親しみを感じながら勉強できる。

さらにスケッチクックにはシンガーソングライターの坂本美雨さんが歌う「スケッチクックえかきうた」という絵描き歌も。これなら、普段はデジタル端末を使わない子どもでも、歌を交えることで興味を持てるかもしれない。

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