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元広島・梵内野手が栃木の社会人野球に 新天地はどんなチームなのか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.05.31 17:00
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プロ野球・広島東洋カープに2017年シーズンまで所属していた梵英心(そよぎ・えいしん)内野手(37)が、2018年2月に発足したエイジェック(東京都新宿区)の野球部に入団した、と同社ホームページ上で5月29日に発表された。

同社では、元アスリートのセカンドキャリア支援に力を入れており、球団にはもう2人の元プロ野球選手が所属している。現状や経緯などをJタウンネット編集部は2018年5月31日、同社に聞いてみた。

2月に栃木県野球連盟に加入したばかりのチーム

Timothy Takemotoさん撮影、Flickrより
basball glove no shadow

エイジェック野球部には17年シーズン限りで巨人を退団していた川相拓也内野手(27)が1月にコーチ兼内野手として入社していた。また、16年シーズンまで埼玉西武ライオンズに所属していた中崎雄太投手(27)も、同じく1月からコーチ兼投手としてプレーを続けている。

同社野球部は、2月に栃木県野球連盟から承認を得て、社会人野球チームを発足させたばかり。部員は5月下旬現在、20人。監督には自身も社会人野球でプレーしていた、青野達也氏が就任した。

本社が都内にあるが、栃木県野球連盟に加入した理由についてエイジェックの担当者は、

「アスリートのセカンドキャリア支援を行う『スポーツ総合マネジメント事業部』が栃木県小山市で事業を行っているためです」

と話す。同社では、アスリートのセカンドキャリア支援と雇用の創出に取り組む事業を2年ほど前から取り組んでいる。元アスリートたちは、中途採用試験で面接を受けて入社しており、実技試験やいわゆるスポーツ枠はないとのことだ。

セカンドキャリアを支援している理由については、「スポーツで活躍した選手の魅力をほかのところで活かしてもらいたいからです」とのこと。

今後の展望については次のように話す。

「社会人チームに、NPB(日本野球機構、プロ野球)経験者は3人までなので、今はこれ以上元NPB選手を受け入れられないですが、今後もタイミングが合えば採用したいと思っています」

ファンからは新天地での活躍にエール

梵内野手は2005年のドラフト会議で大学生・社会人3純目でカープから指名を受け、入団。NPBでの通算成績は、11年間で1096試合、990安打、74本塁打、135盗塁、打率2割6分4厘だった。

カープの「走る野球」を体現するかのような足腰の強さはもちろん、14年5月に鳥取県米子市で行われた阪神戦でのサヨナラ本塁打(スポニチウェブ版より)のように、ここぞという場面での高い打撃力も評価されていた。

梵内野手がエイジェックに入社し、社会人野球で再びプレーすることについて、

などとエールを送る声が相次いでいる。

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