2017年の「閉店ニュース」を振り返る 仙台「さくら野百貨店」、群馬「赤城クローネンベルク」、神戸「御影高杉」...
2017.12.31 19:00
もう食べられないあの味が恋しい!
一方、飲食店の閉店ニュースもいくつか取り上げた。お店がなくなっても、おいしいものの味や香りの記憶は、なかなか忘れられないものだ。閉店と聞くと、最後に食べておきたいと思わず足を運んでしまう。
そのひとつが、3月18日に閉店したJR五反田駅の高架下にあったすし店「立喰ずし 都々井(たちくいずし つつい)」だ。閉店の一週間前に記者が食べに行きレポートした。店内には「移転先、決ればお知せ致します」の案内があった。知らせはまだ来ないが、品川経済新聞2017年12月15日の記事によると「来春には五反田駅近くのリバーライトビル(通称・五反田ヒルズ)に新店をオープンする予定」だという。これはうれしいニュースだ。
●にぎり1.5人前で900円! まもなく閉店の五反田駅前「立喰ずし 都々井」で食べてきた
ほかにも、8月27日には神奈川県横須賀市にある「海軍カレー」の元祖ともいえる店、魚藍亭の「よこすか海軍カレー館」が閉店。8月31日には神戸の人気洋菓子ブランド「御影高杉」が閉店するなどし、もう味わえないその味を惜しむ声がツイッターなどSNS上でたくさん投稿された。
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今回は紹介しきれなかったが、ほかにも惜しまれつつ閉店したお店はある。多くの人に愛されたお店は、きっといつまでもみんなの記憶に残ることだろう。