「東京ミッドタウン」六本木に加え、日比谷にも! なぜ似た名前なのか聞いてみた
「東京ミッドタウンの魅力を継承するため」
「ネーミングにつきましては、すでに高い評価を得ている東京ミッドタウンの魅力を継承するということから名づけました。日比谷でも、都心部におけるミクストユース(複合用途)型の街づくりをしたいということです」
東京ミッドタウンは、商業テナントやオフィスの複合施設として、2007年に開業した。当初の売り上げは280億円だったが、15年度は290億円と10年間で最も高くなった。三井不動産の広報部では、オフィスも含めて、順調に来ているとしている。
新しいミッドタウンに地名が2つも付いている点については、「東京ミッドタウン」までがブランド名だからだと説明した。
なお、東京ミッドタウン日比谷のテナントでは、書店の有隣堂を中心にファッション、フードも提供する「ヒビヤセントラルマーケット」や日本最大級のシネコン「TOHOシネマズ日比谷」などが大きいところだ。このほか、ニューヨークで人気のレストラン「Buvette(ブヴェット)」が日本第1号店を出すほか、トヨタ・レクサスの世界観を体験できる施設などもある。
オフィスでは、旭化成などが本社を移転させることを発表している。三井不動産の広報部は、企業の多くが入居について非公表だとしたうえで、営業活動は順調で、おおむね満室で竣工できるめどが立ったと取材に答えた。