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「東京ミッドタウン」六本木に加え、日比谷にも! なぜ似た名前なのか聞いてみた

野口 博之

野口 博之

2017.09.06 11:00
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東京・日比谷で2018年3月29日にオープンする複合施設が「東京ミッドタウン日比谷」と発表され、ネット上でなぜこんなネーミングにしたのかと話題になっている。

すでに都内には、「東京ミッドタウン」がある。そこでJタウンネットでは、施設を手がけた三井不動産に話を聞いた。

「東京ミッドタウン日比谷」の概要を発表

日比谷界隈でもひときわ大きいガラス張りのビルが建ち、道路向こうの日比谷公園を眼下に望む。三井不動産は2017年9月4日、東京ミッドタウン日比谷の概要を発表するとともに、その完成予想図も示した。

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発表によると、地上35階、地下4階建てのビルには、地下1階から地上7階までファッションやレストランなどの商業テナント60店が入る。8階以上は、オフィスが入居する予定だ。

発表内容が報じられると、ツイッター上などでは、ネーミングに様々なツッコミが入った。

施設そのものについては、便利になったと歓迎する声のほか、同じようなビルばかりだと指摘する向きもあり、様々な意見が出ている。

三井不動産の広報部は5日、Jタウンネットの取材に対し、六本木の「東京ミッドタウン」と似たような名前を付けた理由について、こう説明した。

「東京ミッドタウンの魅力を継承するため」

「ネーミングにつきましては、すでに高い評価を得ている東京ミッドタウンの魅力を継承するということから名づけました。日比谷でも、都心部におけるミクストユース(複合用途)型の街づくりをしたいということです」

東京ミッドタウンは、商業テナントやオフィスの複合施設として、2007年に開業した。当初の売り上げは280億円だったが、15年度は290億円と10年間で最も高くなった。三井不動産の広報部では、オフィスも含めて、順調に来ているとしている。

新しいミッドタウンに地名が2つも付いている点については、「東京ミッドタウン」までがブランド名だからだと説明した。

なお、東京ミッドタウン日比谷のテナントでは、書店の有隣堂を中心にファッション、フードも提供する「ヒビヤセントラルマーケット」や日本最大級のシネコン「TOHOシネマズ日比谷」などが大きいところだ。このほか、ニューヨークで人気のレストラン「Buvette(ブヴェット)」が日本第1号店を出すほか、トヨタ・レクサスの世界観を体験できる施設などもある。

人気レストラン「Buvette」が日本に初進出する
人気レストラン「Buvette」が日本に初進出する

オフィスでは、旭化成などが本社を移転させることを発表している。三井不動産の広報部は、企業の多くが入居について非公表だとしたうえで、営業活動は順調で、おおむね満室で竣工できるめどが立ったと取材に答えた。

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