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顔出すエイリアン、丸ごとムツゴロウ... 佐賀生まれ「珍餃子」そのお味は?

野口 博之

野口 博之

2017.08.22 06:00
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餃子の皮に包むと、まろやかな味に

珍魚苑で餃子を振る舞うパラダイス山元さん
珍魚苑で餃子を振る舞うパラダイス山元さん

佐賀県広報広聴課の東京オフィスに8月18日、Jタウンネットが話を聞くと、担当者は、まずムツゴロウ餃子についてこう説明した。

「サクサクとした食感で、ビールに合います。カニをすり潰した特産のがん漬けとマヨネーズを合わせたソースが効いており、おつまみにはいいですね。ムツゴロウは甘露煮などしかなく、佐賀で行ったビアフェスタでも餃子を食べてもらうと、地元の人はこんな食べ方があるんだと驚いていました」

ワラスボ餃子については、「この魚は、もともと淡白な味なんですが、甘い醤油で味付けされており、とても食べやすくなっていると思います」と言う。各メディアの報道でも、見かけのグロテスクさにも関わらず、食べて美味しかったとの感想が紹介されていた。

このほか、イソギンチャクを使った餃子もあり、県の担当者によると、コリコリした独特の歯応えがある。地元では、その見た目から、若者の尻の穴を意味する「わけのしんのす」と呼ばれるが、餃子の皮に包むと、まろやかな味になって、元の姿を忘れるほどだそうだ。

ムツゴロウなどの珍魚は夏が旬のため、今回は2回目が最後になる。今後については未定だが、反響を見て、次につなげていければとしている。

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