ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

顔出すエイリアン、丸ごとムツゴロウ... 佐賀生まれ「珍餃子」そのお味は?

野口 博之

野口 博之

2017.08.22 06:00
0

人気店での企画に、20倍超の応募殺到

シン・ゴジラを連想?(以下、佐賀県提供)
シン・ゴジラを連想?(以下、佐賀県提供)

有明海のエイリアンの異名があるワラスボの餃子は、餃子の皮からワラスボの頭がむき出しになっている。ギザギザの歯がある口をぱっくり開け、いまにも噛まれそうだ。7種類には、蒲田くんのようなムツゴロウ餃子のほかに、ユニークな餃子がずらりと並ぶ。

頭がむき出しのワラスボ餃子
頭がむき出しのワラスボ餃子

きっかけは、会員制餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」のオーナーシェフをしているパラダイス山元さん(54)が2017年のゴールデンウィーク中に家族旅行をしたとき、佐賀県内の道の駅で有明海の珍魚に接したことからだった。

山元さんが、試しに友人宅で珍魚を使った餃子を作ったところ、とても美味しいのに気づいた。たまたま佐賀県の広報広聴課が、PRプロジェクト「サガプライズ!」の一環として、珍魚を使った餃子を企画していて、山元さんに持ちかけたところ、蔓餃苑で期間限定の「珍魚苑(ちんぎょえん)」をオープンさせることに決まった。

8月9~31日までの1回目は、30人限定で参加を募ったところ、20倍を超す応募が殺到した。2回目は、9月1~22日までで、70人限定で8月17~23日の期間で募集している。抽選で参加者が決まり、料金は佐賀の地酒などの飲み放題付きで1人2万円(税込)だ。

山元さんのレストランは、日本で最も予約が取りにくいという人気店だけに、味には自信がありそうだが、一体どんな「珍味」なのだろうか。

餃子の皮に包むと、まろやかな味に
続きを読む
PAGETOP