ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

お客さんを縫い縮めそうな、熱海のお店【探訪!スナック珍名さん】

中丸 謙一朗

中丸 謙一朗

2017.06.18 11:00
0

【第6発目】「穴場的潤トラップ」(採取地・不明)

town20170616192356.jpg


ミスじゅん? ミスうるおい? 佳作っちゃ佳作なんだけど、でも、個人的にはいちばん罠にかかりそうなスナックだと思うんですよ。酔っ払った勢いで、なんか潤いのある一夜が過ごせるんじゃないかと飛び込んじゃってさ。女性なんか誰もいなくて、潤っていう藤巻潤みたいなヅラ疑惑のマスターしかいない店で、しょうがないから話につきあって紳士ヅラして飲んじゃう、っていうオチ。藤巻潤ていう例えも古いけどね、まったく。あ、でも、絶対に松潤は来てないよ。

ということで、今週の「スナック珍名さん」、いかがだったでしょうか。

それでは、ハバ・ナイススナック!

*注 この企画はあくまでも公に公開されている風景としてのスナックの看板および名前を味わうための企画です。採取した時期もさまざまですので現在も存在しているかどうかは不明です。なお、実際のお店の状況には責任を負いませんので、個人の責任にてお楽しみください。

全国スナック名称研究会では、読者のみなさんが発見した「珍名スナック」の看板画像を募集しています。寄稿フォームかメール(toko@j-town.net)で、ペンネームと発見場所、あなたの年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。ツイッターのハッシュタグ「#全ス研」でも受け付けます。なお、いただいた投稿の一部を改変・編集する場合があります。あらかじめご了承ください

中丸謙一朗

今回の筆者:中丸謙一朗(なかまる・けんいちろう)

コラムニスト。1963年生。横浜市出身。『POPEYE』『BRUTUS』誌でエディターを務めた後、独立。フリー編集者として、雑誌の創刊や書籍の編集に関わる。現在は、新聞、雑誌等に、昭和の風俗や観光に関するコラムを寄稿している。主な著書に『ロックンロール・ダイエット』(中央公論新社、扶桑社文庫)、『車輪の上』(枻出版)、『大物講座』(講談社)など。好きなアーティストは宮史郎とジム・モリスン。座右の銘は「物見遊山」。全国スナック名称研究会代表。日本民俗学会会員。
PAGETOP