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「スマスイ」こと須磨海浜水族園、完全民営化で建て替えへ

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.05.20 07:11
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年5月10日放送の「Today's VOICE ニュースな人」のコーナーでは、須磨海浜水族園の海獣チームリーダー、杉村亮さんが紹介されました。

須磨海浜水族園(Kohei Uesakaさん撮影、flickrより)
須磨水族園

須磨海浜水族園は5月10日で開業から60年を迎えました。神戸市によると「須磨海浜水族園は建物が老朽化し水槽施設での水漏れなども相次いでいて、修繕費など財政的な負担を考慮して完全民営化することを決めた」とのこと。

新しい施設は今と同じ場所に、同規模で建て替えられ、再オープンは5年後を予定しているということです。

3月にゴマフアザラシが誕生

杉村さんが現在全力を注いでいるのが、3月11日に誕生したゴマフアザラシの赤ちゃんです。須磨海浜水族園には5頭のゴマフアザラシがいますが、赤ちゃんの誕生は初めて。お母さんアザラシも初産、そして出産に立ち会うのが初めてのスタッフが多く、とても不安が多い出産でした。さらにアザラシは生まれてすぐお母さんがおっぱいをあげないと弱っていくので、出産後も喜んでいるどころではありませんでした。そんな赤ちゃんも、今は愛らしい姿で早くも人気者に! 体重は13.7キロ、生まれた時のおよそ2倍に成長しました。

名前を募集したところおよそ4200通の応募があり、近日発表の予定です。お父さんが「コンブ」お母さんが「ワカメ」とのことで、海藻類の候補も多いようです。

杉村さんは動物のことをお客様に伝えた時の驚いたリアクションや、お手紙をいただいた時は何物にも代えがたい喜びを感じられるとのこと、「お客様に少しでも新しい発見をしていただけたらと思っています」とやりがいを語っておられました。

建て替えが始まるまでの間に、一度ゴマフアザラシの赤ちゃんに会いに行きたいものですね。(ライター:けあるひの)

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