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夏の風物詩・水ようかんを「冬」に食べる地域があるのはなぜ?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.01.21 07:32
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水ようかんの味で和菓子屋の評判も決まる

この時期、輪島のスーパーへ行くと、水ようかん売り場が特設されており、冬はひと月で1300~1500ほど売れるそうです。中には売り切れているものもありました。

画像はイメージです(Ryosuke Sekidoさん撮影、Flickrより)
水ようかん

スーパーで買い物をしているお客さんに水ようかんをいつ食べるか質問すると「冬」、「お正月」という答えがほとんど。

「コタツに入って食べないと美味しさが倍増しない」という声も聞かれました。

輪島では、水ようかんの味で和菓子屋さんの評判も決まるそうで、輪島の和菓子店「杉平」の店主は「輪島の冬は水ようかんに始まり、水ようかんに終わる」と話していました。

店主は、「水ようかんは冬が一番美味しい。小豆は秋に収穫されるので、新豆の小豆でようかんを作ることが出来るし、夏は小豆が傷んでしまう。」のが冬に食べる理由なのだと教えてくれました。

とくに石川には能登大納言小豆などおいしい小豆があり、その美味しさを活かすためにも冬にようかんをつくるのは、理にかなっていると言えます。

逆に輪島では、夏には水ようかんを作らないそうですが、店主に言わせると「他が逆」なんだそうです。(ライター:りえ160)

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