読者20人くらいが選んだ! 今年のJタウンネット・オブ・ザ・イヤー
テレビにも出た例の記事とか町田領土問題とか
まずは、「おバカ」部門(投票数:22票)から。
8票を獲得して見事トップに輝いたのは――
幻のソフト「舛添要一 朝までファミコン」を、秋葉原で徹底的に探してみた
当時話題だった、舛添要一前都知事の出演したファミコンゲームを求めて、秋葉原を歩きまくったルポ記事でした。
各メディアが一斉に取り上げた「朝までファミコン」ネタでしたが、現物を入手して本格的に紹介したのはJタウンネットが一番早かったと記憶しています。
おかげで、その後テレビからの取材や、画像提供の依頼が相次いで来ました。いまだに、同業の方とT編集長が会うと「あ、舛添ファミコンの人ですね」とか言われたりします。
ついで、「ニュース・調査」部門(投票数:25票)。
こちらはかなり票が割れ、5票で2記事が拮抗する形に。
町田市(の一部)、本当に神奈川県になる...ネタでもデマでもなく、本当の話です
「実は神奈川県」「領土紛争地帯」などとたびたびネタにされる東京都町田市。その一部(といっても、ごく狭いエリアですが)が、境界変更のため、本当に神奈川県側に組み込まれたという12月3日公開のニュースが、さっそくトップとなりました。
ちなみに、4票で同率次点だったのが、その「領土」変更史を調査した大作「町田市が、本当に神奈川県だった時代...明治に繰り広げられた『多摩領土戦争』とは?」(前・後編)。
町田をめぐる領土問題は、やはり皆さんの関心の的らしいです。
後者は、フリー素材サイト「いらすとや」のイラストが、実際に街中でも多数使用されていることを紹介したもの。「目撃写真」を募集したところ、読者から100通近いメールをいただきました。
今度は、「グルメ」部門(投票数:23票)。
4人に1人が「カレーに入れてほしくない」と答えた、あの定番の具とは?
Jタウン研究所の「いらない具」「苦手な具」シリーズの1本として出したこの記事は、みんなも大好きなカレーの話題ということもありスマッシュヒット。今回の投票でも6票を獲得しました。
具かどうか微妙な「ゆで卵」はともかくとして、定番中の定番である「じゃがいも」が23.3%で2位に入ったことには、驚く人が多かったようです。
最後は、「行ってみた」部門(投票数:15票)。
いろんな現場やスポットのルポものを多く公開してきたJタウンネットでしたが、見事No.1に輝いたのは――。
消えゆく「つるかめランド」...関東に大量出店していたスーパー、その生き残りを探して
一時は関東一円に展開しながらも、運営元の撤退によりほぼ消滅した幻のスーパー「つるかめランド」。その痕跡を訪ねたこちらの記事が、多く(5票)の支持を集めました。
担当したK副編集長のコメント。
「日常に密着した話題だったので、大きな反響を得られました。なおその後、読者さんからのコメントで、東京都東大和市に『つるかめランド』が現存しているとわかりました。ご協力いただきまして、ありがとうございます」
というわけで、今年のJタウンネット・オブ・ザ・イヤーを紹介しました。2017年も、もっともっと読者の皆さんに喜んでもらえるような記事を書ければと思いますので、どうかよろしくお願いします。