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「ウミガメの煮込み」も食べれる! 東京海洋大の学祭は何から何まで海尽くし

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.11.05 11:00
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模擬店も海鮮尽くし

正門を抜けると、メインストリートの両側に模擬店が立ち並ぶ。まず驚くのは模擬店のメニュー。水産分野に強い特色を活かし、海鮮お好み焼きにシーフード焼きそば、海鮮チヂミ、海鮮はしまき、海鮮餃子スープ、フィッシュフライ、マグロの竜田揚げなど海鮮ものがずらり。さらには、鮭いくら丼、鯛汁、かに汁、くじら汁、ウミガメの煮込みといった珍しい食べ物まである。

燻製

燻製

とりわけ人気なのはウミガメの煮込み。ウミガメ漁は水産庁によって年間捕獲頭数の上限が定められており、ウミガメを食べられる機会はとても貴重。今回も1日限定60食の販売のため、販売開始前から行列ができていた。

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販売をする「うみがめ研究会」の資料によると、煮込みに使用されているのは小笠原諸島で捕獲されたアオウミガメ。ウミガメ食の文化は古くから日本各地で見られ、現在も小笠原諸島で食されているという。

めったに食べることのできない珍味を筆者もいただいてみた。ウミガメの肉は弾力があり、ほんの少し苦味があるが臭みはなく、とても美味しい。例えるならホルモンのような感じだろうか。

ウミガメの肉

ウミガメの肉

さらに人気が高いのが、海鷹祭名物のマグロの漬け丼。お昼時には周辺企業に勤めるサラリーマンなども買い求めに来るほどの人気で、昼過ぎには完売してしまう。ブツやあら汁も売っており、食べ物を無駄にしないという心意気が感じられる。

マグロのブツ

マグロのブツ

食品以外にも金魚すくいやドクターフィッシュといった学校祭とは思えないような出店があるのも海洋大らしい。なかでも驚くのが、釣り研究同好会による「ニジマスの釣り堀」。プールに放されたニジマスを釣り上げるのだが、学生が一から教えてくれるため初心者でも安心。休日には子供が多く楽しむという。

ニジマス釣り

ニジマス釣り

まるで博物館のよう
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