ポケモンGO、田舎には田舎の遊び方がある! 名勝・旧跡などをめぐる楽しさ
「ポケモンGOは下手な観光案内アプリより優秀かも...」
冒頭のツイートに関連して、こんな声が寄せられている。
田舎には厳しいポケモンGO、、、
— おか (@ok1818) 2016年7月25日
ポケモンでてこない、 pic.twitter.com/3E09eGK2jw
ポケモンGOのコンセプトは外に出てリアルでポケモンを捕まえようってことなのに実際は
— 悠姫? (@ClariS2110) 2016年7月25日
・都会はポケストップがわんさかあってポケモンもいっぱい出る
・田舎はポケストップも少ないし近くにだってポケモンも少ない
これが埋まらない限りユーザーはすぐ離れてくよ#ポケモンGO
ポケストップがなく収入も低い田舎民が課金をする一方、ポケストップが豊富で収入も高い都会民が無課金で充実したポケモンGOライフを送る。地域格差社会は広がるばかり
— 破裏拳こむぎ (@HurricaneKomugi) 2016年7月25日
「ポケモンでてこない」「田舎はポケストップも少ないし近くにだってポケモンも少ない」「地域格差社会は広がるばかり」といった意見が多い。
ところが一方、田舎だからこそ楽しいという報告もあった。
ポケモンGOは設定上どうしても田舎より都会の方が楽しい、というのが一般的な感想ですが、岩手県の猊鼻渓という特徴的な岩石が見られる渓谷ではイワークが出現しまして、これはリアリティーあって良くないですか?東北に来ませんか? pic.twitter.com/7GN0XtFr3Q
— らぐ (@arsm12sh) 2016年7月24日
写真は岩手県一関市にある渓谷「猊鼻渓」だ。世界文化遺産に登録された平泉・中尊寺から、車で約40分の距離にある。日本百景・名勝にも選定されている、いわゆる観光地だ。「岩手県の猊鼻渓という特徴的な岩石が見られる渓谷ではイワークが出現しまして」というコメントが添えられている。こんな風に楽しんでいる人もいるのだ。
ツイッターには、他にもこんな声も寄せられている。
白川郷集落内をポケモンGOしながら歩いたが、これ観光案内ナビみたいな役目にもなるなw
— ハワイ (@L881Hawaii) 2016年7月23日
旅の楽しさがアップする pic.twitter.com/PiJtjBKjGj
ポケモンGOは下手な観光案内アプリより優秀かも...
— 丹羽和泉守 (@Hanakuranoran) 2016年7月23日
史跡を観る時に便利 pic.twitter.com/eli3HPLQwe
ポケモンgoは、使いようによっては、面白い観光案内になると思います。ポケモンを集めるのが目的ではなく、歩いて行った先にたまたまポケモンがいる感じで遊んだら楽しいよ。
— ぴょる吉・ゴールディ・Y (@pyorukiti) 2016年7月23日
集めるのが目的だと、あつめ終わればおしまいだけど。 pic.twitter.com/AXoEe7Y2Ht
ポケモンGOのスポット探しに、地元の観光スポット巡って一周してきたら最後ご絶景でした pic.twitter.com/kJGF8fjRhD
— バディクール (@Ultimatum_DK) 2016年7月24日
「これ観光案内ナビみたいな役目にもなるなw」「ポケモンGOは下手な観光案内アプリより優秀かも...」「面白い観光案内になると思います」「地元の観光スポット巡って一周してきたら最後ご絶景でした」といった感想だ。
「ポケモンGO」の場合、史跡、神社仏閣、名所旧跡の案内板、モニュメント、石碑、彫刻、建造物、灯台などが、ポケストップに設定されているケースが多い。もちろん公共施設、公園、駅、港なども、同様にポケストップとなっている可能性が高いようだ。
「田舎には田舎の楽しみ方があると思いますよ」と語ってくれたのは、長崎県在住の知人のAさんだ。彼はここ1年ほど「イングレス」というゲームにはまっている。「イングレス」はスマホ向けの位置情報ゲームで、ナイアンティック社が開発した。「ポケモンGO」の開発も、このナイアンティック社だ。
「イングレスのユーザーから申請された情報が蓄積され、ポケモンGOにかなり反映されているのではないか」と、Aさんは語ってくれた。「長崎県の場合、意外に道端のお地蔵さんがポイントなんですよ」とも......。「イングレスとポケモンGOを同時に楽しめれば、可能性はより広がりそうですね」と期待しているようだ。観光客誘致や町起こしにも活用できるかもしれないとのこと。