みんなの鉄道「勘違い」トラブル体験談！ 「乗り換えホーム遠すぎ！」「大阪駅と新大阪駅って違うの？」

岐阜県在住のAさん（30代男性・福祉）があるとき、愛知在住の友人と駅で待ち合わせをすることにした。

「じゃあ、岐阜駅集合で！」

ところが、集合時間を過ぎても友人は現れない。たまたまこの日は携帯電話を持っていなかったので、連絡を取ることもできず、困り果てていると、30分近く経って友人がやってきた。

「いや、名鉄の岐阜駅かと......」

そう、「岐阜駅」にはJR岐阜駅と、名鉄（名古屋鉄道）岐阜駅とがある。友人は日ごろ使っていることもあり、集合場所を「名鉄岐阜駅」と思い込んでしまったのである。

ああ、勘違いで別の駅に...

似た名前の駅が複数あったり、多くの路線が乗り入れる駅だったりすると、こうしたすれ違いはよくあることだ。あなたも、一度くらいは経験があるのでは？

今回、Jタウンネット編集部では、こうした鉄道に関する「勘違い」トラブルを紹介したい。

Bさん（30代女性・主婦）は、何年か前に大阪に越してきたのだが、

「引っ越してすぐのころは、大阪駅と新大阪駅って同じ駅だとばっかり......。そうでなくても近い場所にあると思っていたんです。なので、新幹線に乗ろうと思って大阪駅に向かってしまって。結局、もう一度新大阪駅まで移動しなおしになっちゃいました」

東京駅だと在来線も新幹線も同じ駅だが、大阪駅と新大阪駅は直線距離で4キロ弱も離れている。他の地方都市でも、こういう「トラップ」は結構あるので注意が必要だ。

山口県のCさん（20代女性・無職）がよく失敗したというのは、「宇部駅」だ。

「山陽本線と宇部線の乗り換え駅なのですが、似た名前の駅もいくつかあり、あまり乗り慣れないころは、必要のない乗り換えをよくしていました」

というのは、宇部駅は宇部市の中心部から少し離れたところにある。街の真ん中にあるのは、「宇部新川駅」の方だ。この辺が、ややこしさを生んでいるのだろうか。

乗り換えで騙されて

Cさんの投稿にもあるが、やはり「勘違い」トラブルが起きやすいのは乗り換えのタイミングである。

東京都のDさん（30代・IT関連）は、武蔵浦和駅に向かうため、新宿駅で埼京線に乗り換えようとホームに向かったのだが――。

「そのホームが、湘南新宿ラインも停まる共同のホームだったんです。気づかないまま来た電車に乗ってしまい、気が付いたときには時すでに遅し。そのまま大宮駅まで運ばれてしまいました」

乗り換えといえば、大都市圏の駅でよくあるのが「駅が広すぎ！」問題。千葉県のEさん（30代男性・SE）は、

「秋葉原駅で、京浜東北線からつくばエクスプレスに乗り換えをしようとしていたんです。同じ駅だから十分間に合うと思ってギリギリの予定を組んでいたのですが、予想以上に距離があって、結局乗り損ね......」

複雑な構造に迷っちゃって

最後に「勘違い」とは少しずれるが、北海道のFさん（20代女性・主婦）からの投稿を紹介したい。Fさんは乗り換えのため、札幌市内の「大通駅」を時折利用するのだが――。

「案内表示の矢印を見ながら歩いていると、なぜか時々、同じ路線の逆方向のホームにたどり着いてしまうんです。他の駅ではこんなことはないのですが......」

掲示が不親切なのか、それとも何か不思議な力が働いているのか......？

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