公立図書館で初、ドトールが開店 千葉市「うれしい」「ほっこりする」歓迎の声相次ぐ
2016.05.02 18:45
「ドトールコーヒーショップ千葉市中央図書館・生涯学習センター店」の入口
ドトールコーヒーは2016年5月3日、千葉市中央図書館(千葉市中央区)にドトールコーヒーショップを出店する。
「公立図書館施設内という立地に初のドトールコーヒーショップ」という触れこみだ。もっとも、実際に出店するのは図書館と同じ建物の「千葉市生涯学習センター」1階になる。客席数は74、営業時間は9時から19時まで、毎月第4月曜と年末年始が定休日となる。
「ドトールだったらほっこりするこの感じは何なんだろう」
コーヒーショップチェーンのある図書館といえば、スターバックスコーヒー(スタバ)と蔦屋書店を併設する「TSUTAYA図書館」が有名だ。最初のモデルである佐賀県武雄市図書館は2013年のオープン時、あまりに斬新なスタイルが良くも悪くも話題となった。同図書館はカフェゾーンと書店ゾーン、図書館ゾーンがはっきり区切られていない。
それに対して千葉市中央図書館のドトールコーヒーショップは、建物は一緒でも図書館と区画が完全に分かれる。以前はレストランが営業していた場所で、双方の利用者が混在することはあり得ない。
ほとんどのドトールの店舗には喫煙コーナーが設けられている。ところが千葉市中央図書館・生涯学習センター店は全席禁煙だ。「ドトールだからタバコが吸えるはず」と早合点しないよう注意したい。
また中央図書館は毎週月曜と毎月第3木曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、特別整理期間は休館となる。詳しくは千葉市図書館公式サイトまで。