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「1日1日反省しています...」川崎中1事件から301日、現場に残された「赤い手紙」【現場2015】

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.12.31 06:00
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現場周辺で見つけた「メッセージ」

冬場ということで花壇には何も植えられていなかったが、その代わり1つの供物がぽつんと置かれていた。

ボランティアの方が作った花壇
ボランティアの方が作った花壇
手紙と文庫本が
手紙と文庫本が

このビニール袋のなかには、数十枚ほどの手紙が入っているのが透けて見える。近づいてみると、字の形から小学校低学年ほどの児童が書いたものとうかがえる。手紙のほか、一冊の文庫本が入っていたことが目視で確認できた。どこかの小学校教師が、道徳の授業などで事件を取り扱い、生徒が被害者少年へのメッセージをつづったのだろうか。

看板に巻かれた1枚の赤い布
看板に巻かれた1枚の赤い布

もう1つ、花壇の近くに立っていた看板の支柱にも、メッセージの書かれた赤い布が。触らぬようにそこに書かれたメッセージを見てみると、「1日1日反省しています」「人生が変わった」「自分のことだけじゃなく、人のため仲間のために......」といった言葉が、被害者少年の名前とともに綴られていた。

過ちを犯した少年本人、もしくはそれに近しい人物が綴ったような、そんな文章といった印象を受けた。

「月命日が近くなると、この場所を訪れるんです」
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