「事あるごとに『壁ドン』してくる神経質な隣人。大家さんに相談しても『そんなことする人じゃないよ』でラチ開かず...」(神奈川県・40代女性)
2015.12.24 06:00
エスカレートする攻撃、いよいよ諦めて
攻撃はさらにエスカレートします。罵声も、「うるせーってのがわかんねーのか、このやろー!」とますます激しいものになりました。自転車が倒されていたり、そのライトが叩き壊されていたりしたこともあります。精神的にもすっかり参ってしまいましたが、大家さんは相変わらずAさんをちっとも疑っていない様子です。むしろ、私が嘘を言っているのだとさえ思っているようにも見えました。
「空いてる部屋あるから、そこに変わるかい?」とも誘われましたが、Aさんから逃げたのがあからさまですから、とてもじゃないですが受け入れられません。
引っ越してきて半年ほどが経った日、ドアに一枚の手紙が挟んでありました。そこには殴り書きの文字で、
「うるさい」
さっと血の気が引くとともに、私は限界を迎えました。翌週、大家さんに頼んで契約を切り上げて退去させてもらったのです。
今では、田舎町で周囲に人がいない小さな一軒家を借りて暮らしています。あれ以来、もう集合住宅には住もうという気になれません......。