甘味・酸味・苦みが渾然一体となったソースが絶品! 兵庫県加古川市の「かつめし」
2015.11.19 07:41
■B級グルメと侮るなかれ! 高品質の播州牛を使用
かつめしを調理する様子を見せてもらいました。お肉は地元・兵庫県で育てられた黒毛和牛、A4ランク以上の播州牛を使っています。見事な霜降りです!
大下さん「高温でサッと揚げるので、揚げ加減はステーキでいうとウェルダン気味になりますね。お客様のなかには『レアでお願いします』という方もいます。」
お皿にご飯を平たく盛り、その上に牛かつを乗せるのがかつめしのスタイル。ゆでたキャベツを付け合わせにし、最後にたっぷりタレをかけて完成です!
こんがりと揚げられた牛かつとデミグラスソースはフワッと甘い香りで、食欲をそそります。
揚げたてでジューシーな牛肉は臭みがなく、噛むと口の中でうま味が広がっていきます。肉質は非常にやわらかで、とろとろのタレをしっかり吸った衣と絶妙にマッチ! コクがあるタレは、芳醇な甘味と上品な酸味、そしてほんのり残るビターな後味がたまりません。
大下さん「タレはお店によって個性がありますね。甘めのところもあれば、苦みが主張するところもあって。うちのタレは、味と風味のバランスを意識しているので、大人はもちろん小さな子どもにも人気です」
牛かつはもちろんですが、ご飯とタレの組み合わせもこれまた美味。ご飯がどんどん進みます。
大下さん「お米は兵庫県産の『ひのひかり』という品種を使っています。サクサクのかつによく合うんです」
「特選ダブルかつめし」はかなりのボリュームでしたが、「これでもか」というほど口に広がる肉とタレのうま味にどんどん箸が止まらなくなって、ペロッと完食してしまいました。