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これが現代の「学食」だ! 九州・沖縄フェア開催中の早稲田大学を取材してきた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.05.20 12:00
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イマドキ学生の食事情は如何に?

食は時代の変化が如実に反映される。学食を通じて若者の食生活の変化を感じることがあるか、末益さんに尋ねた。

「当然のことながら、私が学生時代を送っていた1970年代とは大きく変わっています。当時の食事処は『食堂』がメインで1日10数回転していました。また1980年代のバブル崩壊前はホールアメニティやメニューもワンランク上が求められていました」
「長期不況になり、学生の仕送りも減少するなか、価格面でシビアな時代になっています。一方、コンビニの台頭や大学の授業も時間いっぱいするようになったことで、教室で食べることが食のスタイルとして定着しました」
税込54円のサイドメニューもある。

税込54円のサイドメニューもある。

早稲田キャンパス内にはパンショップが5カ所、セブン-イレブンとファミリーマートがそれぞれ1店舗ある。たまのパン&コンビニ弁当も悪くはないが、若いうちはしっかり栄養をとっておきたいもの。学食の果たす役割はいつの時代も重い。

「生協は組合員組織であるため、学生組合員の意見を取り入れていることが強みです。また地域住民の方々や見学やオープンキャンパスの来訪者も自由にご利用は可能です。看板メニューの大隈定食は3階で食べられますが、これを目当てに来られる方もいらっしゃいます」
大隈定食(税込500円)

大隈定食(税込500円)

大隈ガーデンハウスの営業時間は、2階が10時30分~14時で、3階が11時15分~19時50分(土曜日は15時15分)。筆者は平日のお昼前にここで食事をとったが、一般人でも気軽に利用できる雰囲気だった。
2階はご飯とおかず・汁物の組み合わせ、カレー、ドン、プレート、ビュッフェ、サラダバー、3階はグリル、パスタ、麺、丼の専門コーナーとなっている。スイーツやソフトドンクもある。

広い芝生と池のある大隈庭園は、和洋折衷式の庭園として評価が高く、まさに都会のオアシス。東京の真ん中で健康な食事をしつつ、マイナスイオンで気分をリフレッシュしたい人にお勧めしたいスポットだ。

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