利用者「半減」でも、小松空港が生き延びる道はあるか
狙いは福井の利用者なのだけど・・・
「年間利用者170万人の半分は金沢で、全員新幹線に乗ると思います。金沢の利用者がなくなっても福井の人が全部こっちに来れば変わらない」というのは、小松空港ビルを管理する北陸エアターミナルビルの岡田靖弘社長です。
福井から東京までの所要時間を東海道新幹線利用と北陸新幹線利用、そして小松からの空路の3パタ-ンで比較してみると、時間も運賃(早期予約)も最安値であることが分かったのです。
しかし福井県民に東京への手段を聞いて見ると、米原経由の東海道新幹線利用者が多いようでした。
なおさら呼びかける余地が十分あるということで、小松空港の中に福井の観光地などをPRするコーナーが設けられ、福井との連携を強めている様子が伺われます。
北陸新幹線の開業は小松空港にとって大きな節目で、新幹線との競争はもはや避けられないが連携や共存という道も探っていく必要があるようですね。(ライター:ファンキー金沢)