つくば・土浦の「必需品」目指す 復刊・常陽新聞どんな内容?
2014.01.23 18:37
若い世代が多いつくば、年齢層高い土浦
地理的には隣り合う両地域だが、つくば市では人口の約53%が30代以下と、若い世代が多いのに対し、土浦市では逆に50代以上が約44%と比較的年齢層が高い。
住民の層が違えば、もちろん求める情報も違ってくる。そこで新・常陽新聞では両地域をひとくくりにせず、たとえば一面でつくばの話題を扱えば、最終面には土浦の話題を持ってくる、といった具合に、いわば「両A面」の構成を取る。
また新聞と言えば「お堅い」イメージも強いが、やわらかめのコラムなども連載し、逆にタウン誌が扱わないような硬派の話題も扱うなど、地域の関心がある話題ならばえり好みしない紙面づくりを心掛けるという。加えて、
「速報性などで勝負するというより、地元住民の視点から、内容を一歩二歩と深めていく」(楜澤さん)
といったこともコンセプトとして掲げる。