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「100円商店街」人気定着 発祥は山形、大阪では130回開催

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.12.30 07:00
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割引クーポンで平日の集客につなげる

参加店舗の商品が全て100円になるわけではなく、それぞれが選り抜きの100円商品を用意する。普段扱っていない商品を販売しても構わない。例えば、京橋中央商店街の理事長の店はシューズショップだが、靴を100円で売るわけにはいかずジュースやおでんを売っている。一緒に割引クーポンを渡すことで平日の集客増につなげている。

100円商店街で売られる品の多くは食べ物で、損をしないよう小分けにするなどの工夫を行っているが、宣伝のため目玉商品を出血サービスで売るところもある。

効果は集客だけではない。福島区の野田新橋筋商店街では、空き店舗の前のスペースに出店した外部業者が、商店街に店を構えたこともあった。

商工会議所の流通・サービス産業部は「全国で100円商店街が最も盛んな都市は大阪ではないか」と話す。隣接する商店街が合同で開催するケースもあり、地域の盛り上げに一役買っていることは間違いないようだ。

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